1月からのレッスンシート (2005年)                          home


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Photo Enikki    イヌホオズキ  05/11/22    第253号


一つの命

みんな

違って



みんな

良い




■ どの成長も素敵です

それぞれのらしさは

その時々の美しさ

私の あなたの 美しさ

比べられない 美しさです

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□  犬とつくと役に立たないという意味だそうで

別名「バカナス」ともいうそうです。

確かに茄子の花には似て

茄子はならない訳ですが

そのものずばりの命名に

親しみと愛情を感じられない訳でもなし。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


Photo Enikki    ツルムラサキ  05/11/15    第252号
狂って笑っているのか

狂って怒っているのか



泣いているのか

叫んでいるのか



話したいのか

眠りたいのか


■ 逆らっている

こんぺいとうの輝きは

逆らっている

憂いをおびなお輝き

逆らっている

伸びて伸びてまだまだ伸びて


逆らっている 逆らっている

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□  庭に突然芽を出したツルムラサキです

秋にはどうにも似合わないあなたが

頑張っていて何か言いたげで

季節の色の狂った命を ただいとおしく眺めています。

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Photo Enikki    コスモス  05/11/02    第251号
共にゆれ

共に仰ぎ

語り始めた



友情の

喜びの

祝福の

感謝の


大合唱


■ 一枚の休耕田が

コスモス畑になりました

流行の背の低い色鮮やかなコスモスで

みんなお行儀良くしっかり立って

小さく揺れながら 歌いはじめました

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□  まどみちお作詞の合唱曲が歌いたくて

心と体に少し無理を言って

休んでいた合唱団の定期演奏会に出演したことがありました。

その中に「コスモス」という曲がありました。

あれから2年が経ち、あれから3度目の定演を先日

無事終える事ができました。

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Photo Enikki    ヤブマメ  05/10/26    第250号
何気ない愛は

いつも目立たず

そこにいて

勇気と力を

与えてくれます



私のそばの

あなた


■ 何気ないけれど

どこかほっとできる

当たり前のように

そんな居場所がそこにあって

それに気付かず生きている

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□  長い間ご無沙汰しました。

お休みの間に沢山の方から元気を頂き

これからは又レッスンシートに気持ちをこめます。

待っていて下さった皆さん、ありがとうございます。

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■  野草を生けた武家屋敷

静かな時間の流れの中で

4人のささやかな作品展を終え

改めて素敵なお友達に囲まれていることに

心から感謝です。

歌と語りと陶芸作品と

お茶とお菓子のおもてなし

これまでのそしてこれからの

全ての出会いに感謝して

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Photo Enikki    ギボウシ  05/10/03    第249号
庭石のそばで
かたくなに


花の咲かない
小さな
ギボウシ


記憶の暦を
くってみても
くってみても





小さな





■  暑さに負けて 緑淡く

   雨枯れて 褐色の帯

   背丈短く うす紫の花
  
   あえないと思っていた

   遠い昔の 舅の庭

   見まわせば 今は秋

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ 今朝、まだ花は見えないのに、ほのかに金木犀の香りがしました。

小さな小さなコンサートで愚作を語ることになり、

愛と優しさがテーマの30分程のお話に取り組んでいます。

友人達の為の企画をした筈だったのですが

元の元気を取り戻すためにも・・と強く迫られ

元気どころか、ストレスで又つぶされそうです(笑)。

本番がせまっていますので、次回の発行も遅れるかと思います。

いつもいつもお待たせして申し訳ありません。

素敵な秋をお過ごしください。

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Photo Enikki    秋色  05/09/15    第248号

黄金の稲の色と

彼岸花の紅色と

稲の香りと



縁側に

こっそり

差し込んだ

柔らかい光陽と


■ 縁側に日が差し込みはじめて

カラカラとした風に ノースリーブから長袖に

明日は稲刈りだなんて・・・・

いつも やっぱり 突然なんです

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ 待ってみたのですが

夕焼け空とはなりませんでした。

台風に負けずに踏ん張ったコシヒカリ

明日はめでたく稲刈りです。

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Photo Enikki    ヤマハギ  05/09/04    第247号

おはよう



まだ朝も早いというのに

表戸のガラス越しに

ピンクの洋服

戸を開けると

彼女は小首をかしげ

微笑んで




はじめまして


■  玄関の脇の少し奥まった所で

庭で初めてみる草が大きくなりました

彼女は 私を驚かせようと

ピンクの洋服を身にまとい

朝一番に 戸の前に立ち

待っていてくれたのです

20センチほど戸を開けると

ゆらゆら 覗きこみながら

おはよう はじめまして

私の頬も心も ピンクに染まって

ゆれました

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ カメラの故障で随分ご無沙汰でした。

最後の残暑でしょうか・・・あついですね。

でも景色は確実に少しずつ秋になりました。

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Photo Enikki    トンボ  05/08/03    第246号

飛び上がって


舞い降りた


その時


目と目


あいました



■  庭の千両の若い実が艶々と光っていて

そこへ トンボが舞い降りてきた

ファインダー越しの幸せな瞬間は

軽やかなトンボの羽のように 庭を流れて

しばらくは 穏やかに

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□ 気持ちもあって、ピントもあった

こんな時は上機嫌です。

そういえば去年のこと

カメラを構えた私の手に暫く止まっていて

あの時から、トンボと相性がいいような・・・錯覚。

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Photo Enikki    ゴーヤ  05/07/24    第245号

クルクルと

コツコツと

せっせ せっせと

ゴツゴツと



音も立てず

媚びることもなく

ただ

そっと

手を振ってみせた

私に似た

その横顔



■  何が私に似ているのか 分からないけれど

これがいいと思った私に きっと似ている

そんなものだろうと思って そっと手を振ってみる

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ 暑い毎日がやってきました。ご無沙汰しました。

皆さんお変わりなくお元気でお過ごしですか?

猛暑の屋外でお仕事されている皆さんの

そのご苦労に感謝します。

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Photo Enikki    サニーレタス  05/07/12    第244号

夏の畑に

立った立った

とんどが立った



冠つけた

とんど

花をつけた

とんど


一つ二つ
三つ四つ


火付は梅雨明け

晴れの日

夕刻



■  明日かしら明後日かしら

夕日の沈むほんの一瞬の儀式だから

見損なわないように気をつけましょう

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ もちろん焼いてしまうわけではなく

夕日が燃えればきっとそれらしく見えるかもって、魂胆です。

でもカラ梅雨が一変して、雨が降り続いています。

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Photo Enikki    アスチルベ  05/07/03     第243号

線香花火が

ハジケタ



蛙が鳴いて

驚いて

ハジケテ

ハジケテ

ハジケテ

・・・・

イロアセテイク

池のそば



■ 私の足音に蛙が驚き

ボチャンと池にダイブする

蛙  蛙  蛙 

蛙の鳴き声に驚いて

足を止める私の前で

シャランと次々にハジケテ

アスチルベ アスチルベ

日毎ハジケテ 色あせていく

6月の終わりです

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ アスチルベの花言葉は「落ち着いた明るさ」

我が家に来て2年目ですが、株が大きくなれば

もっと立派な花を見せてくれるのでしょうか。

本当は、私ほどアスチルベは驚かないけれど

線香花火のように、はかなく短い命です。

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Photo Enikki    ブルーベリー  05/06/23     第242号

そろそろ

イエイエ

まだまだ

熟れないベリーさん


私の籠に

絡まって

指きりげんまん

きっときっと

忘れずに!





■  寂しい果樹園で

いきなりしっかりつかまれて

強引な指きりさせられて

おもわず 

ハイハイ忘れるものですか

きっと来ますよ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ 恒例になった発行の遅れ。

これは少し前の写真になります。

そろそろ熟れた頃でしょうか?

約束は守らないと!

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Photo Enikki    桑の実  05/06/10     第241号

桑の実

木の実

くっついた実

いくつ





甘い実

すっぱい実

毛が何本




■  キーウイの棚が落ち

ブラックベリーがそばで戸惑い

レモンが一個 高い木のてっぺんで

ゆれていた  寂しい果樹園

ビワの実も 桑の実も もうおしまい

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ 明日こそは雨が降るのでしょうか。

田植えの雨がほしいところです。

桑の実は2センチくらい

アントシアニンが沢山含まれているとか。

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Photo Enikki    大蒜(ニンニク)  05/6/02     第240号

ニンニン忍者

逆立ちでござる

修行の行者

とう立ちでござる



行者 ニンニン

大蒜 ニンニン



行者大蒜で

ござりまする



■  春野菜がおわった

雨の降らない涼しい畑

夏野菜がしつらえられ

カラカラと土ぼこり

一抹の不安がよぎる

静かに

大蒜の花の蕾を摘み取る

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ イチゴ、700株はやっぱり多い。

毎日処理、毎日残り物の始末。 ホッ!

鮮度が命の果物は、差し上げる先方の

やりくりを考えるだけでも疲れてしまうものです。

でも来年も又同じようなことを言っていることでしょう。

さて、空高く突き上げたニンニクの花

蕾を摘み取って根を肥らせ収穫です。

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Photo Enikki    サクランボ  05/5/21     第239号

こんなに

鈴なりなのに

こんなに

赤くて

おいしいのに



ヒヨさんは

まだこない




■ 今年はたくさん実ったから

それに とってもおいしいから

きっと 10年目のお祝いだから

ご近所さんと ヒヨドリさんに

たっぷり おすそ分け

余裕の おすそ分け

でもまだこない ヒヨドリさん

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ イチゴの収穫真っ最中で

苺狩の来客やら、おすそ分け発送だったり

気ぜわしく忙しい毎日です。

でもね、無農薬有機栽培が自慢ですから

味が違う!と喜んでいただけるのが嬉しいですね。

このところ雨も少なくイチゴのお味もいいようです。

その上、大木に育ったサクランボ2本が本領発揮で

デリケートな二人に振り回されています。

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Photo Enikki    春菊(菊菜)の花とアブ  05/5/17     第238号

菊菜が
花のない庭に
花を咲かせて



アブが
ブンブンと
黄色にとけていく



陽だまりに
とけていく



■  軽やかなアブの羽音

耳に心地よく

プロペラの音と似て

ホバリングという

空中飛行停止が上手くて

偵察よろしく

畑からやってきた操縦の名手

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□ 新緑のまぶしいさわやかな季節ですね。

寒暖定まらず、思いがけず寒い日にびっくりです。

例によって畑から、キクナも株ごと庭に持ち帰り

長い間楽しんでします。

キタヒメヒラタアブ

ヒラタアブの仲間でも7ミリほどの

ひとまわり小さい可愛いアブでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ 1年分の筍の瓶詰めが終わったら

今度はイチゴのジャム作り

一日があっという間に終わってしまいます。

発行がこんなに遅れていたなんて・・・

本当にすみませんでした。

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Photo Enikki    三匹の蛙  05/5/02     第237号

カエルの居場所を

かえました

カエルが居場所を

かえました

私の居場所が

できました



■ カエルさん 眺めはどう?

気に入ってもらえたかな?

大合唱祭にそなえ

まずは 発声練習から

キュンと鳴く ばかりなり

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ このところ庭掃除を頑張っています。

物音にきずくと、数匹のカエルが次々に

「キュン」と鳴いて池に隠れます。

お掃除のご褒美に

池の修理が決まりました。

それからカエルさんからはこのとおり

私が大喜びする心の居場所を心得てか、

思いがけないご愛嬌でした。

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Photo Enikki    スミレ  05/4/25     第236号

傷つきながら

凛とし






それは

背丈

三センチの

いとしい

ささやきでした



■ 10センチの声とお話した後

5センチの声とも根気よくお付き合い

庭はとてもとても静かになりました

その時でした

「 私を見てください 私はスミレです」

かわいい拡声器つきで



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ 濃い紫と、葉の形状から

これが正真正銘のスミレと判明。

スミレ属は50種類ほどあるとか。

スミレと呼んでいた他のスミレ属さん、

是非、我が家にもお越しください。

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Photo Enikki    ミズナの花  05/4/17     第235号

ミズナ三株
お輿入れ

ミズナ菜の花
京美人


朝ナ夕ナ
そばにおきたや
甘い香り

朝ナ夕ナ
ミズナ水やり
恋焦がれ



■ 大きな株をボソッ と抜いた

土ごとボソッと鉢に落とした

ボソッとがいいあんばいで

二分咲きから満開まで

ボソットバランス?!

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□ ミズナの花の立ち姿は

花茎が横に広がらなくて

心持ち面長な花弁もキュート。

花も茎も葉っぱも背丈も

いつまでもとてもいいバランスでした。

今日は又、

存在感のある見事な春キャベツの花を

キャベツごと抱えて・・持ち帰りました。

そういえば昔は白菜だったのに・・・。(笑)

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Photo Enikki    ヒメウズ  05/4/10     第234号

10センチの声が
聞こえたから


10センチの声と
おしゃべりしていたら


次々と
おしゃべりしていたら


10センチの声が
ぴったり
聞こえなくなり


10センチの声が
いなくなって



庭は

急に

シーンと

静まりかえった




■ 雑草が

庭の
あちこちで

我が物顔で暴れだした

とは いうものの

あまりに可愛いものだから

一人一人と向き合って

ついつい話がはずんでしまう

風もなく穏やかな

草取り仕事の午後だった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ ヒメウズのウズ(鳥帽)は、トリカブトのことだそうです。

キンポウゲ科オダマキ属。葉は手のひらを広げたように愛らしい。

白地にほんのりうす紫かかった5ミリ程の花は

下を向いて咲いていました。

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Photo Enikki    満開のチェリー  05/4/04     第233号

エイ ヤアーっと切って

玄関の外に

活けたのは

2月24日だった


このぶんだと

サクランボは

・・・・




■ 「桃の花を切って来る」と ウチを出て

こちらの蕾が 膨らんでいたからと

大きな枝を 躊躇なく バッサリ


果樹園の主は 不思議そうに聞き正したが

それ以上は 何も言わなかった・・・

「さくら切る馬鹿」 という言葉を今頃思い出した


活けた木になるサクランボを 夢見るもの

あの日あの時の決断も やはり

オオ馬鹿ものに 相違なし

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ 前号、正しくは

「春を見つけるのが下手なあなたの為に」です。

誤字がありました。申し訳ありません。

下手なのは決して読者の皆様ではなく

私でございますので念のため・・・。

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Photo Enikki    ツクシ  05/3/29     第232号

ツクシ採りの

おじさんに

見つからないように

待ってたわ




春を見けるのが

下手な

あなたの為に



■ 窓から見える

裏の畑はウチの畑ではない

おじさんの畑でもないけど・・・

おじさんの袋はズッシリ重そう

私は ぬきあしさしあし

たくさんたくさん

採らずに撮った

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□ とうとう3月は2回の発行になってしまいました。

どんよりしたお天気が続いて

おまけに今日は風が強くて

誰かのせいにしたいこの頃です。

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Photo Enikki    金のなる木  05/3/09     第231号

春は思いがけず

鉢の船に揺られてきました

メキシコとかブラジルとか


体に良いから

売るほど栽培すれば

人の為になって

銭の花が咲くでしょう

ですと・・・献者様様




■ 可愛い新芽がみずみずしくて

ホッこり 嬉しくなりました

我が家にはなかった薄緑に感激です

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□ こんなに暖かいというのに、

皆さんを随分お待たせてして、

ごめんなさい。

風邪をこじらせてしまいました。

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宝珠・あるいは宝寿という品種らしいです。

毎日3枚ほどを食して元気になった人がいるとか

彼はどうやら一儲けしたいらしいのですが・・・

なぜだか微笑むお話です。

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Photo Enikki    菜の花の赤ちゃん  05/2/27     第230号

優しさに包まれて

育った子どもは



そう

きっとね

微笑を おぼえる



■ 春一番が通り過ぎ

カブに菜の花 もうすぐです

畑で一番 早い花

待って待って 待ちくたびれて

春一番の 優しい花

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□  先日の皇太子さまのお言葉の

あの詩が心に残っていたのでしょう。

食べてしまいたいような 柔らかい

赤ちゃんの顔をしています

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◇ 最近不特定多数に送りつけられる迷惑メールの件名が巧妙になっています。

大量の削除の際、読者の皆さんからの大切なメールを見落とさないよう

気をつけてはいるのですが・・・。

初めて、又久しぶりに頂くメールにはレッスンシートの読者さんと分かるよう

件名をお書きくださいますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。

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Photo Enikki    梅灯り  05/2/14     第229号

やっとやっと

一つだけ




この子は

優等生かしら



■ まあるく膨らんだ蕾が一つ

心にまあるい灯りが一つ

一本の古木に提灯一つ

心に一つ 消しても消えない梅灯り

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□  戸袋越しに毎日眺めていた梅の蕾が

やっと開きました。

春を焦る私をたしなめるようにゆっくりと

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Photo Enikki    苔のベット  05/2/04     第228号

緑の苔のベットに

やすませてもらいました

ふわふわと

なんとも気持ちいいと思ったら



いつの間にか



浮いていますね



そうですか

もうすぐ春ですか






■ 雪に映える赤い苔が窓の外

とてもきれいだったのに

あっという間に雪はとけ

心残りで覗いて見ると

なじみの枯葉に呼び止められ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

□ 厳しい寒さに 皆さんいかがお過ごしでしょうか

自然は、もう春だ春だと太陽を求め

むくむくと背伸びをはじめました。

私も、目を見開いて春を沢山見つけなきゃ

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Photo Enikki    ネコジャラシ  05/1/26     第227号


精密で

シャープで

潔い



しかし



紛れもなく

守られていることの



その 美




■ 風とて 雨とて 夕日とて

誰一人 君を見捨てることなく

ふりそそいだであろう その愛

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□ またまた、忘れられそうなほどのご無沙汰でした。

久しぶりに夕方、カメラを持って畑に行きました。

さりげない自然の造形美とでもいうのでしょうか

久しぶりで美しいものに出会えました。

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Photo Enikki    水仙  05/1/12     第226号

気ままな陽気に

お付き合い



不平なんて

いいません

精一杯

芳しく

美しく

自分らしく

生きるだけと



■ 凛として 気品あふれ

白地にこぼれる 黄みの微笑み

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□ 一ヶ月も早く咲いた我が家の水仙ですが

実はヒマワリも、落ちた種から芽を出して

いくつか立派に咲きました。

背の低い小ぶりのヒマワリを、

毎日眺めながら、なぜか

写真を撮る気にはなりませんでした。

堂々と咲き、堂々と霜枯れていきました。

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◇ 明けましておめでとうございます。

随分遅いご挨拶になってしまいました。

次々と起こる世の中の悲しいニュースに

気の晴れる間もない近頃ですが

元気で頑張ってレッスンしていきたいと思います。

今年も気ままな発行になるかと思いますが、

どうぞよろしくお願いいたします。

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