2.月のレッスンシート (2004年)                              home


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 9月以前


 Photo Enikki   黄色い香り   04/04/03     第191号 


光と風が

黄色い香りに

ほろほろと

はや

ほろほろと

酔いました



■ 黄色い香りと名づけましたが

沈丁花より 甘い鮮烈な香りです

だから 一瞬の香りに酔ってしまいそうなんです

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□ 連作でやはりヒイラギ南天です。

花の大きさは、7ミリくらいでしょうか。

よく、門の前に植えてあるのを見かけます。

昔、その香りの主をクンクンと探し回り、

門の外の香りだったのかと、驚いたことがあります。

春早く咲き始めます。

花も香りも、もうそろそろ終わりでしょうか

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 Photo Enikki    ヒイラギ南天  04/04/01     第190号 


トゲトゲしい

だんな様ですが

年に一度のおもてなし

早い春のおもてなし

私に免じてお許しください

満面の笑顔と香りの

絶品です




■ 門の前 郵便受けのすぐそばの

トゲトゲした葉に きっと二度三度

痛い思いを されたことでしょう

郵便やさん! ごめんなさいね

はにかみつつも 彼女は笑顔でした

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□ ヒイラギ南天は葉がヒイラギに似て

実が南天に似ているところからついたのだそうです。

実は、南天の実というよりブルーベリーに似ていますね。

ヒイラギほど刺は鋭くありません。

かくれながら咲いているような地味な花ですが

覗き込めば一つ一つはとても可愛い花でした。

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 Photo Enikki   杏   04/03/31     第189号 


あなたを見上げていたら

ほっぺがほんのり杏色



あなたを見上げていたら

唇 ほんのり杏色

余りに

おいしそうなので・・



■ 昨年作った杏のジャムを思い出します。

ジャムのおいしさよりも、ドロップのような輝きが

青い空に一層美しく おいしそうな赤でした。

口に含んだかどうかですって ・・・そんな。

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□ 昨日の雨に、今日の陽光

庭の苔が元気を出し始め、これからは

雑草達と折り合いをつける日々が又やってきます。

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 Photo Enikki     唐姫 04/03/26     第188号 


唐姫は

歌います






どこか寂しい

大人の

恋の歌でした



■  柄がとても短い木瓜の花

枝にぎっしり咲いています

その深い赤は どこか寂しげで

今もなお未練たっぷり 深い悲しみを歌い続け

どうやら花の命は長いような・・・

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□  その昔、中国では女性が求愛の為に果実を投げたそうです。

この実を瓜とみて木瓜(ボケ)となったそうです。

どんな実がなるのでしょうか。

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 Photo Enikki    ボケッ  04/03/23     第187号 


ドキッ

アカッ



トゲッ

イタッ



■ お隣から頂いたボケの枝

同じバラ科でもさくらとは違い

ドキッとするような深い赤です

ごく短い枝が刺になるとか

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□ この温度差に、皆さん体調などくずされませんように

私は少々風邪気味です。

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 Photo Enikki    チェリー  04/03/19     第186号 


春は霞の
オーガンジー


絹の花びら
シースルー


ほのかに色づく
チェリーピンク


風に揺らいで
ホットスマイル



■ 春は桜 日本の春です

三分咲きの桜は色も濃く

心に、染みる優しさです

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□ 果樹園のさくらんぼの花です。

収穫時期寸前に小鳥に全て食べられることも再三。

もしかしたら、人間かも知れないとも・・・。

今年は、どんな収穫になるのか、楽しみです。

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 Photo Enikki    沈丁花 満開   04/03/15     第185号 


昨日 ひとつ
今日 ふたつ


明日は みっつ
明後日は よっつ

春だから
春だから

一 二 三 四

はじけて
はじけて


五 六 七 八



■ 葉ぶりもよく、花の束がブーケになった様は、

本当にお行儀の良い咲きっぷりです。

香りと共にそろそろ満開です。

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□ 184号で画像の処理を間違い申し訳ありませんでした。

再度発行させていただきました。

沈丁花は、思い余って・・愚作3連作になってしまいました。

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 Photo Enikki   沈丁花 熟成  04/03/14     第184号 


極寒に寝かされて

とうとう

花芽樽の解禁です





穏やかに

香ります




■ 極寒に寝かされた花芽の不思議

静かで穏やかな香りが

ゆるやかな光と共に

暖かく周りを包み 春を告げます

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□ 教育テレビの子供向け番組からの情報です。

『12月、葉で作られた休眠物質を花芽に蓄え、

冬の寒さで使い果たした後、春の暖かさで花が開くということです。

冬の寒さがないと、休眠物質がなくならず、開花が遅いなど・・・・』

タイミングよく、先日聞いてしまいました。

ウーム・・科学の目に、不思議を解き明かされてしまいました。

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 Photo Enikki    沈丁花  04/03/13     第183号 


咲きとうない

咲きとうない




長く寒い冬を

じっと

花芽で耐えていました



ようやく今

冬が終わります



■ 12月、いつ咲いてもいいような、ふくよかな花芽をつけて

びくともせずに同じ姿で春を待っている。

そんな姿に、この冬なぜかひきつけられていました。

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□ ピンクの沈丁花がモグラさんの街道作りの為

根を痛め、枯れてしまいました。

同じ所に今度は白い沈丁花を植えて、かれこれ四年でしょうか。

やっと形も整った木になりました。白もいいですね。

花言葉は「優しさ おとなしさ」だとか。

私としては我慢強さも入れたいと思うのですが・・。(笑)

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 Photo Enikki    おはつです  04/03/08     第182号 


春は

ニョッキ
ニョッキ

苔も

ニョッキ
ニョッキ

日陰で
真っ赤に

ニョッキ
ニョッキ




■ 北の勝手口を出ると

なにやら夕陽を受けて赤々と輝いています。

いつの間にこんなに伸びたのでしょう

ハッとするこんな瞬間もそう長くはありません。

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□ 今年は暖冬ですか・・・。

私は、少々体調のよくないこの冬でしたので

なんだか思いっきり寒い冬かと思っていました。

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 Photo Enikki    ここ一番  04/02/27     第181号 


黄八丈の着物に  梅花模様の帯がいい




■ ここ一番と

土塀に隠れた梅に日がさしました

ここ一番と

ロウ細工のような花を咲かせました

ここ一番と

私は頭をひねりました


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□ やっと庭の梅が三分咲きです。

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 Photo Enikki    見つめあって  04/02/20     第180号 


夕陽の目線に

落ちない

カリンがいて



カリンの目線に

落ちていく

夕陽がいて



見つめあって



■  寒い冬の間中、大きな重い体を枝に止めて耐え続けた

鮮やかな黄色いカリンの実は、ひとり何を想っていたのだろう。

幾度も、木の下から見上げて尋ねたが答えはなかった。

君を心から愛したのは、君が心から愛したのは

やはり私ではなく・・・夕陽だった。

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□ 三寒四温、日一日と暖かくなってきました。

とはいえ、我が家には春を先取りする花々もなく、

いまだ殺風景な景色ばかり・・・。

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 Photo Enikki    春がそこに  04/02/14     第179号 


カチカチ

カチカチ



時間の足音が



陽の光の

暖かさが



蕾が



春に近づいています



■ 庭の梅がそろそろ準備をはじめています。

土塀におちた日差しが、暖かで穏やかな朝でした。

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□ 今日は春一番に久しぶりの雨、4月初旬の気温と

盛りだくさんのお天気に

心も体も浮き立ち、ほっこりした一日でした。

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 Photo Enikki    ブルーベリーの早代わり  04/02/12     第178号 

赤に舞い

緑に歌い

ブルーの果実と

奏でる舞台



袖で やきもき

声をかけます

「落葉を急いでください

そろそろ

お後がよろしいようです」



■  背の低いブルーべりの木が2本。

今年はどうしたことか、どちらも未だ落葉せず

赤々と、華やいでいます。

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□ 梅がそろそろかと写真を撮りに果樹園に行って見つけました。

梅はまだ咲いていません。

さくらんぼの桜の蕾の方がふくらんでいたようです。

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 Photo Enikki    レッドキャベツ  04/02/05     第177号 


この時期の この姿

いつも見事と感心します


それに

今日は雪の白に


ますます深まる

この赤を

ジェントルマン レッド

とでも呼びましょうか




■  大きなマントを

はばかりもせず堂々と広げ

りんとしたその存在感

誰かに似ているような

出会ったことがありそうな

どこかに居そうな

そんな気のする君でした

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□ どこもかしこも殺風景ですが

畑に8個のレッドキャベツが、

「お好み焼きキャベツ」のそばで光っていました。

エエ、お好み焼き用キャベツという品種があるんですよ。

今年初めて作って、なるほどと、おいしく頂いています。

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